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30代の職業図鑑 社内SE編

会社の人 「ヒナさんは前職なにやってたの?」

ヒナ   「社内SEみたいなことやってました(笑)」

会社の人 「???社内SE…???」

ヒナ   「…。(ですよね…)」

社内SEから重機オペに転職して、こんな会話を何度したことでしょうか…。

仕方ありません。今の職場、自分のデスクにすらPCないですから…。

というわけで、社内SEとはどんな仕事なのかざっくり説明したいと思います。

社内SEとは?

一言でいうと、基本的に情報部という部署に配属されていて、社内システムの構築、開発、運用、ユーザーサポート等を行う人たちです。

◇社内システムの構築

社内ではいろいろなシステムがあったり、するんですがLAN構築したりするわけです。

ただ、会社の移転とかそういうものがなければ基本的にこのあたりはあまり関わる事が少ないかもしれません。(私の場合はなかった…)

◇社内システムの運用

既存システムの定型業務(例えば4月の人事異動のユーザー登録等)を行ったり、例えばメールサーバーなどがダウンしたときの復旧対応等を行ったりします。

◇社内システムの開発

内製(自部署で開発)や外製(ベンダー等に発注して開発)があり、各部署から内製でシステム開発の依頼があれば、そのシステムが実現するかどうかの打ち合わせに出たり、内製であれば実際に開発を行ったり、外製の場合はその対応等も行うこともあります。また、外製であれば外注ベンダーの対応に当たったりします。

◇ユーザーサポート

ユーザーさんが困ったときの対応ですね。「PC立ち上げたらいきなりブルー画面なんだけど!!」とか内線で電話が来たりしたらいそいそとその人のデスクに向かって行きます。

あとはメールが届かない!!とか、間違ってメールやファイルサーバーのファイルを消しちゃったんだけど戻して!!とか言われたらバックアップから戻してあげたりします。

ざっくりいうと以上の感じです。あと、ユーザーサポートついでに世間話に突入することもあります(笑)

どんなスキルが必要なのか?

個人的には、本当にコミュニケーションスキルだと思います。

やっぱり、コミュニケーションを取る事が苦手だったりすると、内製開発や外製開発、ユーザーサポートであったりしても的確に判断することができないと思います。

あとは、社内システムのソフト等に関する知識。(会社による)

私の場合、Notes/Dominoを採用している企業にいたので、そこに関してはある程度知識が深まりました。

また、NotesにしてもOracle等に接続してデータを取得したり、Accessであったり、はたまたエクセルのデータをNotesに取り込んだりしていたので、結構幅広い知識が必要だと思います。ただ、Notesの知識なんて初めからある人はほぼ皆無と言っていいと思いますので、やりながら覚えていく、ユーザー対応をしながら成長していけばいいと思いました。

この仕事のやりがい

社内にいる会社の人たちがお客さんだったりするので、いろいろな部署の人と仲良くなれますし、システムに対してダイレクトに反応が返ってくるのでそういう意味ではやりがいを感じることができると思います。

また、内製で作ったシステムやユーザーサポートで関わった人に「この前お世話になったからお菓子差し入れー(笑)」とか言われてお菓子いっぱいもらったりすると、ちょっとモチベーション上がります(笑)←子供

この仕事の大変なところ

内製で開発を行っていて、納期ぎりやん!って時に限ってユーザーサポートやサーバートラブルが重なったりします。そんな時は発狂しそうになりますが、まぁ頑張ります(笑)

あとは、前述のようにコミュニケーションが苦手という人には苦痛以外の何者でもないだろうな、と思います。というかそもそも、そういう人はSEに向いてないと思います。

まとめ

いかがでしたか?ざっくりしすぎてしまいましたが、以上のような仕事です。

ユーザーサポートでは「ググれ!カス!」と忙しい時は言いたくなることもありますが、何度も接しているうちにいろいろな人たちのいいところが見えて来て、最終的にはやってよかったな、と思える事が多いのではないでしょうか。

何年もやっているとその会社の「知識の泉」となる事ができます。

ちょっとでも興味を持って、この仕事にやりがいを感じていただける事を祈ります。

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